風俗ライター コンテンツ
お初にお目にかかります。きんぴらごぼ男という者です。このたびは、家と会社を往復するだけの、真面目一辺倒なつまらない人生に終止符を打つべく、短小突撃隊にメンバー入りさせていただきました。こんな名前ですが、好きなおかずは肉じゃがです。そして本日はきっと、好きなオカズも増えることでしょう。
さて、風俗じゃぱん編集部に指定された店は『イマジン東京』なる五反田のエステ。女性の採用、また研修にも一切の妥協なしの名店で、厳格な基準を満たした方のみが、セラピストの座を射止めることが叶うのだとか……。
風の噂では、この店の創始者が、「美女にマッサージで癒してもらったあとに、抜きまであったら最高じゃね?」的なひらめきのもとにオープンさせたとのこと。とことんユーザー目線に立った誠実な運営。これは好感が持てますね。
あ、インターフォンが鳴りました。セラピストさんがご到着されたようです。
「はじめまして。森田 琴音です。本日はご指名ありがとうございます」
柔和で品のある面立ちと声色は、全日本男児が思い描く大和撫子そのもの。素晴らしい第一印象の余韻に浸りながら、コース内容の確認です。
続いて、施術についてのカウンセリング。重点的にアプローチしてほしい箇所はどこか、とのことなので、肩まわりと返答しました。何せうちの職場、文字通り肩の凝る環境なもので……。
「オイルのお香りはいかがなさいますか?」
「無臭でお願いします」
みなさんは小生のような間違いを犯さず、ちゃんと“無香料”とお答えください。
あと気づいたんですけど、森田さんのこの“お香り”という丁寧な言葉遣いひとつ取っても、尋常ならざるおもてなし精神がうかがえますね。
そんな彼女の接客に感心しながらひとり風呂場に向かい、シャワーを済ませます。 再び部屋へ戻ると、甲斐甲斐しく支度に勤しむ森田さんが、こちらを振り向き微笑んでくれました。
「おかえりなさいませ。では、最初に膝枕で施術をさせていただきますね」
全身を順に触ってゆく森田さん。「こうして、お身体の張りを確かめていくんですよ」と教えてくれました。ここで「ははは、テントの張りがひどくてね」みたいなジョークで場を和ませられたらいいのですが、キャラじゃないのでやりません。
森田さんはまずデコルテを揉みほぐし、次は首から肩にかけて丁寧に。小生が「肩凝りがひどい」と申告したためか、このあたりを重点的にやってくれているようで、思わず「んっはぁー」とため息がこぼれる心地よさです。
続いてドライヘッドスパ。二重の意味で頭がカタい小生には、こちらも実にありがたい施術です。
ふう……予想以上に気持ちいい。森田さんの指全体から繰り出される絶妙な力加減、リズムよく繰り返される筋肉の緊張と弛緩。このまま眠りに落ちてしまいそうなくらい、完全にリラックスしてしまいました。プロの仕事はやはりすごい。
「次は、うつ伏せになっていただけますか?」
膝枕をとかれてうつ伏せになる小生。森田さんの手はどこに来るのでしょう。背中か、腰か、それとも……。
「足つぼマッサージをいたします」
足裏でした。この縦26.5cm横10cmほどの狭き空間に、おびただしい数のつぼを持つという魔境。んん、くうっ……。森田さん、ち、ちから強いですね。足つぼ特有の痛みが感じられ、つい顔に出してしまいました。
「おつかれの証拠ですね♡」
そう。こちらの身体と心の声など、森田さんはすべてお見通しなのです。ああ、そうとくれば、このまま彼女にすべてを委ねてしまいたい。
「痛い」は徐々に「痛気持ちいい」へと変容し、苦悶の表情は恍惚のそれへと移ろっていきました――
なお足の施術を早い段階で行うのは、「循環がよくなるから」とのこと。そういう知識を教えてもらえると、精神的にもその気になって、なんとなく効果が上がると思っています。
ああ、背中への指圧、これまたずいぶん気持ちいいではありませんか。裸体にタオルのみを乗せて、ぬくもりにしっかりと包まれて、得も言われぬ極楽気分。温泉でしょうか、いいえ、『イマジン東京』です。背後で何やらピチャピチャと水音がしてきましたが、決して温泉では……
ならば、この音の正体は?
「オイル、失礼いたします♡」
先ほど選んだ無香料オイル。背中にたっぷり垂らされて、森田さんの手で塗り広げられていきます。彼女のやわらかな手のひらの感触は、オイル越しに味わってもたまりません。
……どうやら、手のひら以上にやわらかな何かが、背中に押し付けられている模様。森田さん、施術に集中するあまりこうした事故を起こしてしまうとは、なんて一生懸命なセラピストなんでしょう。
気づけば、彼女の胸のみならず全身が密着。施術服がオイルにまみれてしまうことさえいとわず、後ろから抱きしめるかのような体勢です。そうなると胸の接触も、よもや故意ではないと思われるような……。
しっかりと的確に揉みほぐす本格施術だというのに、これでは心がかき乱されてしまいます。 そんなこちらの心境をよそに、森田さんは背中にぬくもりを残したまま、脚のほうへと手を伸ばしてきました。
「カエル脚をお願いします」
聞き慣れない単語ですね。
森田さんは、目の前の男がカエル脚を知らないことなど織り込み済みだったのか、その手で右脚を外側に動かしてくれ、正解のポーズへと導いてくれました。その結果……
はい、今の小生、右側だけ大開脚です。なんだってこんな格好にさせられたのか、皆さんはわかりますか?
鼠径部。それは大腿骨の付け根、下腹部のデルタ地帯。すなわち、非常に際どい箇所を行ったり来たりの施術ですから、いくら集中的にリンパを流すためと言われましても、健康な男子が平静を保つのは至難の業というもの。
否応なしに男根が反応してしまい、何かを期待してしまう自分がいました。 万が一、膨らむそれに触れられたならば。期待通りではあるものの、勃起の事実が彼女に知られるわけで……。
「ふふっ、恥ずかしいの?」
今度は全身が反応しました。
羞恥心を見透かされ、あまつさえ指摘されるという、さらなる恥辱……。
絵に描いたような大和撫子の彼女が、その言動を取るという意外性……。
男根の先から、微かなとろみを持つ透明な液体が一滴。ち、違います。これはオイルです。
「今度は左側もさせていただきますね」
ドクン、男根の脈動を感じつつ、言われるがままに左をカエル脚に。あの生殺しをもう一度味わわなければいけないのですか。
ああ、恥ずかしい……。森田さんの巧妙な焦らしに加え、鼠径部の血行が促進されたことも相まって、男根はすっかりギンギンに。
股間が少々苦しいですが、うつ伏せでよかった。仮にこんな状態で仰向けになろうものなら、勃起具合が彼女にバレてしまいますからね。
「もう一度、仰向けになってくださいませ」
そう来ましたか……。
仰向けに横たわり、森田さんの膝上に小生の腕を置きます。
ここで始まったのは二の腕の施術ではあるものの、腕全体を包み込むかのようにして行われるので、広範囲に気持ちよさが広がりました。
もちろん、やわらかな胸の感触も、我が腕にしかと伝わります。
今度は脚へのアプローチのため、片膝を立てるポーズに。初めはふくらはぎを揉んでいた森田さんは、徐々に太ももにその手を移し、ひとしきりケアしたのち、また上へ上へと……。
ついには、カエル脚でいじめぬかれたばかりの鼠径部にたどり着き、再びリンパを流しはじめたのです。それも、先ほどよりもさらに際どい箇所にさりげなく触れながら。
この脚同士の愛撫は、“マーメイド”と呼ばれる技なのだそう。
なるほど、人魚姫にいざなわれ、オイルの海で溺れ快楽の底に沈みゆく……そんなシチュエーションにぴったりの名称だと思います。
互いに名残惜しさを残し、マーメイド終了。このタイミングで森田さんから、両膝を立てて腰を浮かすようにとの一言が。 今度は何が始まるのでしょうか。
なっ、なんと……。
小生が浮かせた腰の下に、森田さんが太ももを入れ込んできたではありませんか。
これは、いわゆる逆正常位です。ここにきてとうとう、正面同士で密着をしてしまいそう。森田さんはこちらにそっと身体を傾けて、小生の腹部を優しく撫ではじめます。
ああ、顔が近いので気づいてしまいました。
妖艶な笑みをたたえた森田さんが、恐ろしいまでの色気を放っていることに――
森田さんの手指が目指した先は、小生の胸元、もとい乳首。
タオルの上から、さわさわ。彼女はその焦れったい手つきのまま、脚へ、そして、全身へ。
これまでの施術のおかげで、小生の血流は極めてスムーズであるからして、増幅された快感というやつが身体の隅から隅まで駆け巡ります。
少女のような声を上げ、ビクンと跳ね上がる小生を、森田さんは満足そうに見下ろしていました。
とうとう、胸元のタオルが取られてしまいます。
ああ、だめです。もはや外気に触れただけでも気持ちいいとは、小生の乳首はどうなってしまったのでしょう。
そんな乳首を放っておく森田さんではありません。その手にオイルをまとい、直に触れてくれました。上半身の二粒に生じた快感が、一瞬にして下半身まで走ります。
あああ、二重の意味で、彼女の手のひらで転がされるこの感覚、嫌いじゃないです。
はあ、はあっ、はあはあ、はあ……。
んっ……。
こ、睾丸がいつの間にか、森田さんの手中に。
優しく、優しく、宝玉を扱うかのごとく、丁寧に丁寧に弄びます。
そして睾丸から手を離し、左、右、左、右、と乳首を順に愛撫……したと思ったら……
お待ちかねの男根にソフトタッチ。とんでもない隠しコマンドの発動です。
「ああっ、森田さんごめんなさい。もう、声、我慢できませ……んんっ、気持ちいい!!」
ふんわりと触れられた程度でも、感度が高まった我が身には充分すぎる刺激です。
だから彼女がローションを手に取り、ねっとりシゴいてきた日には……。
「だめぇ、おかしくなっちゃう、気持ちいい、きもひいいっ……!!」
もはや理性など微塵も残らぬ小生を、ただ黙って微笑みながら見守る彼女。
「あの、もりたさん、おねがいがあります……」
「さいご、おしりをみせつけながら、イカせてくれないでしょうか……」
森田さんはそっと頷き、小生の真っ赤な耳にふぅーと息を吹きかけてから、シックスナインの体勢に移りました。
ああ、森田さん、エロすぎますよ……!
エロすぎる森田さんのエロすぎる尻を見ながらエロすぎる手コキに身を委ね、ほどなくして小生は精を放ちました。
ああ、短小突撃隊に入ってよかった。
森田さんを呼んでよかった。
森田さん、心よりお礼申し上げます。
体験レポートをご覧くださった皆さまにも、あふれる感謝を。
出典元- 風俗じゃぱん 体験レポート
レポーター/きんぴらごぼ男